子どもの感染症とそれを予防するワクチン|ワクチンで予防できる病気と接種スケジュールを解説
細菌やウイルスなどが体の中に入り込み増えることで起こるのが感染症です。その中には、ワクチンで予防できる病気もあります。
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0~19歳の赤ちゃん・子どもを対象に、定期接種・任意接種のワクチン(B型肝炎、ロタ、肺炎、5種混合、BCG、麻疹・風疹など)の接種時期を、月齢・年齢別で一覧にまとめました。
※標準的な接種スケジュールです。細かいルール等の詳細については母子健康手帳、自治体または接種を受ける医療機関にご確認ください。
2026年4月時点
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日本の予防接種スケジュール|
国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト
(https://id-info.jihs.go.jp/relevant/vaccine/topics/040/schedule.html)
を編集・加工して作成
※1
2016年10月1日から定期接種導入。2016年4月1日以降に生まれた者が対象。母子感染予防はHBグロブリンと併用して定期接種ではなく健康保険で受ける。
健康保険適用:
①B型肝炎ウイルス母子感染の予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)【HBワクチン】通常、0.25mLを1回、生後12時間以内を目安に皮下接種(被接種者の状況に応じて生後12時間以降とすることも可能。その場合であっても生後できるだけ早期に行う)。更に0.25mLずつを初回接種の1か月後及び6か月後の2回、皮下接種。ただし、能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加接種。【HBIG(原則としてHBワクチンとの併用)】初回注射は0.5~1.0mLを筋肉内注射。時期は生後5日以内(なお、生後12時間以内が望ましい)。また、追加注射には0.16~0.24mL/kgを投与。2013年10月18日から接種月齢変更。
②血友病患者に「B型肝炎の予防」の目的で使用した場合
③業務外で「HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症予防(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)」
労災保険適用:
①業務上、HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性血液による汚染を受けた場合(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)
②業務上、既存の負傷にHBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性血液が付着し汚染を受けた場合(抗HBs人免疫グロブリンとの併用)
※2
「出生〇週後」は、生まれた日を0日として計算する。初回接種は出生14週6日後までに行う。1価で2回接種、5価で3回接種のいずれかを選択。2020年10月1日から、2020年8月1日以降に生まれた児を対象に定期接種導入。
※3
生後2か月以上7か月未満で開始し、27日以上の間隔で3回接種。追加免疫は通常、生後12~15か月に1回接種の合計4回接種。
接種もれ者には、次のようなスケジュールで接種。
接種開始が生後7か月以上12か月未満の場合:27日以上の間隔で2回接種したのち、60日間以上おいてかつ1歳以降に1回追加接種。接種開始が1歳:60日間以上の間隔で2回接種。
接種開始が2歳以上18歳未満:1回接種。なお、「肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者」とは、以下のような状態の者を指す。
・慢性的な心疾患、肺疾患、肝疾患又は腎疾患
・糖尿病
・基礎疾患若しくは治療により免疫不全状態である又はその状態が疑われる者
・先天的又は後天的無脾症(無脾症候群、脾臓摘出術を受けた者等)
・鎌状赤血球症又はその他の異常へモグロビン症
・人工内耳の装用、慢性髄液漏等の解剖学的要因により生体防御機能が低下した者
・上記以外で、医師が本剤の接種を必要と認めた者
注:接種方法が年齢により異なる。2か月齢以上18歳未満は皮下又は筋肉内接種、18歳以上は筋肉内接種。
※4
2024年10月1日から定期接種に導入。6歳未満の者においては皮下又は筋肉内接種。高齢者又は肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる6歳以上の者に、筋肉内接種。接種スケジュールならびに肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高い者については、※3参照。
※5
不活化ポリオは2012年9月1日から、Hib(インフルエンザ菌b型)は2013年4月1日から、5種混合は2024年4月1日から定期接種に導入。
5種混合は、生ポリオワクチン株であるセービン株を不活化した不活化ポリオを混合した5種混合ワクチン。第1期の接種においては5種混合とHib(インフルエンザ菌b型)(3種混合と不活化ポリオとHib(インフルエンザ菌b型))等使用するワクチンを選択可能な場合であっても、原則として、同一種類のワクチンを必要回数接種する。
※6
初回接種については標準として生後2か月以上7か月未満で接種を開始し、20日以上(標準的には20~56日まで)の間隔をおいて3回、皮下または筋肉内接種する。初回接種から6か月以上(標準的には6~18か月)の間隔をおいて1回皮下または筋肉内接種する。なお、Hib(インフルエンザ菌b型)感染症の定期接種として5種混合を使用する場合は初回接種の開始時の月齢に関わらず接種回数を減じる取り扱いは不要。
※7
2008年12月19日から国内での接種開始。通常、本剤の接種は生後2か月以上5歳未満の間にある者に行うが、標準として生後2か月以上7か月未満で接種を開始すること。接種方法は、通常、生後12か月に至るまでの間に27日以上の間隔で3回皮下接種(医師が必要と認めた場合には20日間隔で接種可能)。接種開始が生後7か月以上12か月未満の場合は、通常、生後12か月に至るまでの間に27日以上の間隔で2回皮下接種(医師が必要と認めた場合には20日間隔で接種可能)。初回接種から7か月以上おいて、1回皮下接種(追加)。接種開始が1歳以上5歳未満の場合、通常、1回皮下接種。健康保険適応となる場合がある。
※8
2018年1月29日から再び使用可能となった。
※9
なお、生ポリオワクチン2回接種者は、ポリオ流行国渡航前を除き、不活化ポリオの接種は不要。生ポリオワクチン1回接種者は不活化ポリオ3回接種。生ポリオワクチン未接種者は不活化ポリオ4回接種。
※10
緊急避難的に接種する場合がある。
※11
原則としてMRワクチンを接種。なお、同じ期内で麻疹ワクチン又は風疹ワクチンのいずれか一方を受けた者、あるいは特に単抗原ワクチンの接種を希望する者は単抗原ワクチンの選択可能。
※12
2024年度にMRワクチンの偏在等が生じたことから、特例措置として、2024年度に第1期対象者であった者(2022年4月2日から2023年4月1日生まれの者)、第2期対象者であった者(2018年4月2日から2019年4月1日生まれの者)、および、風疹第5期のワクチン接種対象であった者(1962年4月2日から1979年4月1日生まれの男性で2024年度末までに抗体検査を実施した結果、風しんの抗体が不十分な者)であって、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかったと市町村長が認める者は接種可能な可能性がある(2025年4月1日から2027年3月31日までの2年間)。
(注)風疹第5期に関しては、2025年度以降、抗体検査を実施した方は対象外。詳細はお住いの自治体にお問い合わせください。
抗体価の読み替えに関する詳細は、https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/graph/diseases/rubella/010/Rubella-HItiter8_Ver4.pdfを参照。
※13
2014年10月1日から定期接種導入。3か月以上(標準的には6~12か月)の間隔をおいて2回接種。
※14
1995年4月2日から2007年4月1日生まれの者で4回の接種が終わっていない者。ただし20歳未満の者に限る。
※15
ヒトパピローマウイルス感染症ワクチンは、原則として同一のワクチンを用い、既定の回数を筋肉内に接種する。接種回数および接種間隔は接種開始年齢により異なる。
定期接種の対象は、小学校6年生~高校1年生相当年齢の女性である。
また、1997年度生まれ~2008年度生まれまでの女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けておらず、かつ2022年4月~2025年3月の間に1回以上接種を行った者は、2025年4月~2026年3月までの間、残りの必要回数分をキャッチアップ接種として公費で接種可能。
なお、ヒトパピローマウイルス感染症に対する定期接種に用いるワクチンは、現在は9価ワクチンを用いることとされており、2価および4価ワクチンは定期接種で使用しない。
ただし、これまでに2価ワクチンまたは4価ワクチンを1回または2回接種している場合は、原則として同じ種類のワクチンを接種することをおすすめするが、医師と相談のうえ、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了させることができる。この場合も定期接種の対象となる。また、キャッチアップ接種の対象の方も、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了させることができる。(※)
(※)異なる種類のワクチンを接種した場合の有効性と安全性についてのデータは限られている。
※16
9歳以上の者に、1回0.5mLを合計3回、筋肉内注射。2回目は初回接種の2か月後、3回目は6か月後に接種。初回接種の2か月後及び6か月後に接種できない場合、2回目接種は初回接種から少なくとも1か月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3か月以上の間隔をおいて接種する。9歳以上15歳未満の者は、初回接種から6~12か月の間隔をおいた合計2回の接種とすることができる。
※17
ワクチンにより接種量、対象年齢が異なる。
※18
妊娠24~36週の妊婦または、60歳以上の者に1回0.5mLを筋肉内に接種する。