ワクチンや予防接種についてよくある質問

ワクチンや予防接種についてよくある質問

ワクチンや予防接種についてのよくある質問をQ&A形式で紹介します。

目次

ワクチン・予防接種の基本

  • 今流行していない感染症のワクチンはどうしたらいいの?

    予防接種法で「定期接種」の「A類疾病」となっているけれど今流行していない感染症は、多くの方が予防接種を受けて免疫をつけているからこそ、感染が広がりにくい状態が保たれているともいえます。 また、「B類疾病」は、主に65歳以上の方や、60~64歳で一定の基礎疾患がある方を対象として、個人の発病や重症化を防ぐことを目的に位置づけられています。 日本では流行していなくても、海外では流行していて、日本にウイルスや細菌が持ち込まれることも考えられます。今流行していなくても予防接種により病気に対する免疫をつけておくことが重要です。
  • 子どもの予防接種は、兄弟・姉妹や家族で同時にしても大丈夫?

    予防接種を兄弟・姉妹や家族で同時に受けること自体は可能です。ただし、種類の異なるワクチンを接種する場合、間違いが起こらないように十分に注意する必要があります。保護者の方もどのお子さんがどの予防接種を受けるのかを把握しておくようにしましょう。

ワクチンスケジュールと対象年齢

  • 接種間隔のルールは変わったの?

    令和2年10月1日に規定が変更されました。注射生ワクチンの接種後、別の種類の注射生ワクチンの接種を受けるには27日以上の間隔をおかなければならない点は変わりませんが、それ以外のワクチンの組み合わせでは接種間隔に制限がなくなっています。
  • 同時接種を勧められたけど、まとめて受けても平気?

    2種類以上の予防接種を同時に行う同時接種は、医師が必要と認めた場合に行うことが可能です。同時に接種できるワクチンについては医療機関でご相談ください。 特に乳児期においては、多くのワクチン接種が複数回必要であり、ワクチンで予防できる病気からお子さんを守るために同時接種は有効と考えられています。同時に接種することで通院する回数を減らすことにつながり、保護者の方やお子さんの負担を減らすこともできます。
  • 定期接種は、対象の年齢以外は受けられないの?

    公費負担で受けられる予防接種でも、対象年齢や対象期間以外の場合は自己負担が必要になります。ただし、やむを得ない事情がある場合は特別措置として公費で受けられる場合もありますので自治体に相談しましょう。

ワクチン接種の前と後に気をつけたいこと

  • 接種当日に発熱。予定どおり受けられる?

    予防接種は原則として体調がよいときに受けるものです。接種当日に37.5℃以上の明らかな発熱がある場合は、ワクチンを接種することができません。 また、発熱以外にも予防接種が受けられない場合があります。
    • すでに、今回接種予定のワクチンを完了していて接種の必要がない人
    • かぜやインフルエンザなどの急性の病気にかかっており症状が重い人
    • 過去に、接種予定のワクチンの成分でアナフィラキシー(重いアレルギー反応)を起こしたことがある人
    体調が不安なときはかかりつけ医に相談しましょう。
  • 子どもが予防接種を受けるときに、持っていく荷物や服装はどうすればいい?

    ワンピースやサロペットなど脱ぎ着が難しい服は避けて、診察や接種がしやすい前開きの服がおすすめです。母子健康手帳や予診票、健康保険証(マイナンバーカード)、乳幼児医療証など受診や接種に必須なものに加えて、ぐずったときに役立つお気に入りのおもちゃやミルクなどもあると安心です。ただし、通常は接種の直前や直後には、泣いたときの嘔吐を回避したり、体調を見極める目的で、授乳は避けるようにします。

    子どもの予防接種の持ち物チェックリスト・自宅での観察ポイント

  • 子どもが予防接種を受けた後、幼稚園、保育園や学校に行っても大丈夫?

    接種後に幼稚園や保育園、学校に行くことは問題ないと考えられますが、接種した当日は接種した部位の痛みや腫れ、発熱やだるさなどの反応がみられることがあります。運動などにより血流がよくなると症状がみられやすくなるため、保育士さんや先生にワクチンを接種したことを伝え、激しい運動は避けるのが安心です。

副反応と安全性について

  • 予防接種のあと体調を崩したけど、副反応なの?

    ワクチン接種後に注射した部分の赤みや腫れ、発熱などの副反応が見られることや、アナフィラキシーと呼ばれる重いアレルギー反応が起こることがあります。もし接種後に心配な症状が出た場合は、接種を受けた医療機関に電話で相談するか、必要に応じて受診しましょう。
  • 子どもの予防接種後の副反応が心配・・・安心して受けるためのポイントを教えて

    お子さんがこれまでに経験した病気やアレルギーについて正確に医師に伝えること、当日のお子さんの健康状態を確認することがとても大切です。さらに、ワクチン接種後に起こる可能性のある副反応や、注意が必要な症状や時間を事前に知っておくことで、落ち着いて対応することができます。わからないことや不安なことは予防接種の前に医師に相談しておきましょう。

    子どもの予防接種を安心して受けるためのポイント

費用・制度について

  • 予防接種ってお金がかかるの?

    予防接種法で「定期接種」の「A類疾病」とされているワクチンは、お住まいの市区町村で接種する場合、対象年齢や対象期間などの条件を満たしていれば公費負担により原則費用はかかりません。 「B類疾病」に分類されるワクチンや定期接種以外のワクチンは費用がかかることがあります。 お住まいの市区町村のホームページをご確認ください。

    定期接種と任意接種|日本の予防接種制度と費用

その他・よくある心配

  • 妊娠中なのだけれど、ワクチンを接種できる?

    妊婦さんへの接種はワクチンの種類により異なります。 生ワクチンはおなかの赤ちゃんへの影響を考慮し、全妊娠期間を通じて原則として接種はできません。 不活化ワクチンやトキソイドは赤ちゃんに影響を与えるとは考えられていないため、有益性が危険性を上回ると判断された場合には接種可能とされています。RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンについては、2026年4月より定期A類疾病として、妊娠28週から38週に至るまでの方を対象に原則無料で接種が可能となりました。

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